福島での味噌作りに参加させてもらうようになって今年で3年目。
毎年、3月11日の前後に行われています。
皆で集まって、一つのものを作る作業は心が静かになります。
「味噌を作ってきました」と周りの人に話すと、驚かれます。
「味噌って作れるんですね。スーパーで出来上がったものしか見たことがないです」
私もそうでした。
初めて自分で作り、出来上がった味噌を目にしたときの感動は忘れられません。
というわけで、
今月は、味噌作りの行程をご紹介。
まず、水につけた大豆を炊きます。
炊きあがった大豆を機械に少しずつ入れてつぶします。ひき肉みたいでしょ?
塩と麹につぶした大豆を加えて、ゆっくり混ぜます。
炊きあがったばかりの大豆はあたたかく、最高の手触り。
夏に天地返し(樽の上の方の味噌と下の方の味噌をひっくり返す作業)のために再び福島に向かい、
12月頃にできあがります。
美味しい味噌になりますように!