Yukie Nishimura Official Website

Column|コラム

2015.04.30

スタジオにお琴がやってきた

ラジオ番組「西村由紀江のSMILE WIND」では、
多くのゲストの方にお越しくださっています。

今年に入ってからも、
元NHKエグゼクティブアナウンサーの村上信夫さん、

ピアニストの国府弘子さん、

シンガーソングライターの澤田かおりさん、

ギタリストの鳥山雄司さん、

サウンドスペースコンポーザーの井出祐昭さん、

二胡奏者のウェイウェイ・ウーさん、

シンガーソングライターの八神純子さん、

歌手の藤田恵美さんなど。

毎回、興味深いお話とセッションを楽しませてもらっています。

音楽家の方には、ご自身の楽器をスタジオに持ちこんでいただくこともあります。
先日、ひときわ大きな楽器を持ってきてくださったのが、
中国のお琴、古箏奏者の伍芳(ウー・ファン)さん。

そもそもお琴がスタジオに入るのか、演奏するスペースがとれるのか不安でしたが、
伍芳さんが「由紀江さんとセッションしたいので、なんとかします!」と力強く言ってくださり、実現しました。

神戸にお住まいの伍芳さんは、阪神淡路大震災でお姉さんを亡くされています。
今年、震災20年を機に「あのひとともに」という曲を作られました。
「あのひとともに」には、「あの日」と「あの人」という2つの意味がこめられているそうです。
私もお姉さんがマネージャーをされていた当時、ご一緒させていただきました。
笑顔が素敵で、テキパキと仕事をこなされていたお姉さんを思いながら、胸がいっぱいに。

セッションコーナーでは、伍芳さんの新しいアルバム「My Favorite Movies」から
サイモン&ガーファンクルの「スカボローフェア」を演奏。
ギターのおなじみのフレーズが古箏で奏でられると、新たな世界が広がります。

5月にはニューアルバムの発売記念コンサートも行われます。
伍芳さんの情報はコチラ。
http://wu-fang.com/

楽器搬入の様子です。

一人で軽々と持ち上げているのにビックリ。


何と書いてあるのでしょう?


チューニング。21本もある弦を1本ずつ丁寧に調弦します。


演奏、収録とも無事に終わり、ホッ。