今月9日、福島県田村市で味噌作りをしてきました。
地元の方が集う味噌作り、
元々は、毎年この時期に行っていたそうですが、
2011年の震災の年にできなくなり、
もう味噌を作っている気分ではないと途切れてしまったとか。
でも、こんな時だからこそみんなで集まろうと昨年から復活。
そこに私も参加させてもらったのです。
なので、今年で2回目。
味噌ってどうやって作るのか、全く想像できませんでした。
自分で作れるの?と信じられない気持ちでしたが、
やってみると本当に楽しいのです。
特に好きなのは、煮てつぶした大豆と麹、塩をゆっくりと混ぜる作業。
こねすぎてもいけないし、さっくりと、一定のスピードで混ぜます。
手触りは粘度に似ていて、図工の授業を思いだしたりして。
こねてボール状にしたものを樽に入れて、作業は終了。
夏に再び、メンテナンスのために福島に行き、
12月頃にできあがります。
味噌作りのお師匠さんが話してくださいました。
「同じように作っていても、毎年、味が全然違うんだよ。
…それが楽しいし、奥が深い。
…何よりも、こうしてみんなが来てくれるのが嬉しいね」