朗読とピアノのコラボレーション公演、
「風をあつめて第8章」が無事に終わりました。
朗読の松浦このみさんが主宰してくださるこの公演は、
今年で8回目。
朗読の合間にピアノを演奏する、その自由な間合いが、たまらない快感なのです。
今年は特にスペシャルな公演となりました。
なんと、私のデビュー25周年のお祝いに、
松浦このみさんが「西村由紀江物語~音楽の神に愛されて~」という随筆を
書いてくださったのです。
私の素顔(男っぽいところも含めて)が優しく、鋭く書かれていて、
感動しながらピアノを弾かせてもらいました。
このみさん、ありがとう!
もう一つの偶然。
それは、森絵都さんの作品「ラストシーン」でのこと。
物語の中でクローズアップされる映画「情婦」が、偶然にも私が以前から大好きな作品だったのです。
マレーネ・ディートリッヒ主演の素晴らしい映画ですが、どちらかというとマニアック。
これまでほとんど語られることがなかったので、思いがけない嬉しさに、新曲も生まれました♪
このみさんの朗読は、繊細で力強い。
今年はお茶目さも加わり、コラボしていて本当に楽しかったです!
photo by 熊谷聖司
松浦このみさんと
私の大好きな映画「情婦」